ブルージェイズとカージナルスが、エクスポズの本拠地だったモントリオールのオリンピックスタジアムでオープン戦を行いました。

この試合に出場したのが、ブルージェイズのトッププロスペクト、ブラディミール・ゲレーロJr.。父が現役時代につけていた背番号27でプレーしました。

父ブラディミール・ゲレーロが活躍したエクスポズの本拠地とあって、途中出場で守備に就いた際には観客からは大きなスタンディング・オベーションが巻き起こりました。

打席に立つ時もやはり大歓声。

小さい頃の写真。
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父ゲレーロは「この瞬間を楽しみなさい、息子よ。誇りに思っているよ。自分の息子のように受け入れてくれてありがとう、モントリオール」「息子に背番号27をつけさせてくれてありがとう」「Big O(オリンピックスタジアム)で初めての打席、忘れられない瞬間だ。ありがとうモントリオール」などとツイートし、とても喜んだ様子でした。

背番号27はゲレーロJr.が要望したものではなく、モントリオールへの荷物の準備をしているときに、誰かがサプライズでカバンの中にユニフォームを入れてくれていたんだそうです。

モントリオールに着いてから最初の食事はプーティン(フライドポテトにグレイビーソースと粒状のチーズカードをかけた代表的なカナダ料理だそうです)だったというゲレーロJr.は「モントリオールのことはあまり覚えてないけど、プーティンのことは忘れなかったよ」と話しています。

このスタジアムに来た時のことで一番よく覚えているのはアイスクリームマシーンだそう。今日も探したけどなくなっていたので悲しかった、ということです。

ゲレーロの息子というだけでなく、MLB公式サイトでもベースボールアメリカでも全体3位と非常に高い評価を受けているゲレーロJr.。メジャーでのプレーを見るのが楽しみですね。