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開幕まであと1週間となったところで、各チームに故障者が続出しています。

・ダイヤモンドバックスのスティーブン・スーザJr.が右の胸筋を痛めて、少なくとも2~3週間の離脱。現地水曜日の試合でダイビングキャッチを試みた際に痛めていました。

ロブロ監督は遅くとも5月中旬には戻れると考えているようです。2~3週間なのか、5月中旬までかかるのかはけっこうな違いですが、回復次第ということでしょう。

スーザが戻ってくるまでは、ジャロッド・ダイソン、ヤズマニー・トマスなどで穴を埋めることになりそうです。内外野を守れるクリス・オーウィングス、ダニエル・デスカルソもいます。


・アスレチックスのポール・ブラックバーンは右腕の前腕を痛めて、少なくとも10日間のノースロー調整。

アスレチックスの先発投手では、ジャレル・コットンがトミー・ジョン手術となったばかり。また、トッププロスペクトのA.J.パクも上腕二頭筋に痛みがあるということですが、こちらは重傷ではないようです。

先発投手の層が薄くなったところで、トレバー・ケイヒル、ブレット・アンダーソンという元アスレチックスの2人と契約しましたが開幕には調整が間に合いません。

したがって、開幕ローテーションはケンドール・グレイブマン、ショーン・マネイア、ダニエル・メングデン、アンドリュー・トリッグス、ダニエル・ゴセットの5人で決まりとなります。


・マイナー契約でローテーション入りの可能性があったブルワーズのウェイド・マイリーは、左足付け根の筋肉を損傷し少なくとも2週間は安静。

マイリーはマイナー契約からオプトアウトすることも可能でしたが、ブルワーズにとどまってリハビリをするとのこと。

ローテーションは、チェイス・アンダーソン、ザック・デイビーズ、ジョーリス・チャシーンの3人が決まりで、残りはブレント・スーター、ジュニオール・ゲラ、ブランドン・ウッドラフから2人です。

また、ブーン・ローガンは上腕三頭筋を痛めて開幕は故障者リストで迎えます。復帰時期は未定。


・メッツのラファエル・モンテロは、右肘の内側側副靭帯断裂でトミー・ジョン手術を受けることに。

オプション切れのモンテロはトレードの可能性があるとされていました。以前は評価が高いプロスペクトだったと思うんですが、メジャーでは結果が出ていませんし、ここにきてトミー・ジョン手術とは厳しいですね。


・ジャイアンツのジェフ・サマージャは肩を痛めてMRIを受けたようです。

MRIの結果など詳しいことはまだ明らかになっていません。もし長期離脱となればかなり痛いです。

サマージャがいなければ、ジャイアンツのローテーションはマディソン・バムガーナー、ジョニー・クエト、タイ・ブラック、クリス・ストラットン、マイナー契約のデレク・ホランドとなりそう。かなり不安なメンバーです。

(追記)
MRIの結果、痛めたのは肩ではなく胸筋だったと明らかになりました。1週間のノースロー。キャリアで初めて故障者リスト入りすることになりますが、大きな故障ではなかったので不幸中の幸いでした。

Photo: Keith Allison