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ブレーブスのロナルド・アクーニャがマイナーのキャンプに送られました。シーズン開幕はトリプルAで迎えることになります。


現在20歳のアクーニャは、MLB公式サイトで全体2位、ベースボールアメリカで全体1位という評価のトッププロスペクト。

オープン戦ここまで.432/.519/.727、4本塁打、4盗塁と文句なしの成績を残していました。

実力的にはメジャーでレフトのレギュラーを任されるべき選手がマイナー送りになったのは、FAになるのを1年遅らせるためです。

メジャーの25人枠、あるいは故障者リストに登録されている期間(サービスタイム)が丸6年に達するとFAになれます。シーズン187日のうち172日以上、25人枠か故障者リストに登録されていると1年として計算されます。

したがって、15日間マイナーでプレーさせると今年のサービスタイムが171日止まりとなり、FAになるのを1年遅らせることができます。

現地時間3月29日からシーズンが始まるので、アクーニャがメジャーに昇格するのは4月13日以降ということになります。

MLB公式サイトによると、ブレーブスのアンソポロスGMは「期限のようなものは設けていない。今はとにかくマイナーでプレーしてルーティーンを守るということだ。明らかに彼はいいプレーをしているように見えた。この流れのまま、これまでやってきたことを続けて、メジャーに戻ってきてくれることを願っている。できれば近いうちにね」と話しました。

アクーニャは昨年A+から始まり、2A、3Aへと駆け上がりましたが、11月にGMに就任したばかりのアンソポロスGMは、自分ならそこまで積極的に昇格させることはなかっただろうと示唆したことも記事では伝えられています。

たった半月ほどマイナーに送るだけで保有権を1年延ばせるわけですから、こうなるのはほぼ既定路線でした。いい選手をメジャーで見られないのは残念ですが、今はこういうルールになっているので仕方がありません。

たぶん4月13日以降すぐに上がってくると思うので、その時を楽しみにしておきましょう。