35984122581_f387acdbde_z

アストロズのホセ・アルトゥーベが、5年1億5100万ドルの契約延長に合意したとMLB公式サイトが報じています。

アルトゥーベは現在、2013年に結んだ4年1250万ドル+球団オプション2年の契約の最中。今季年俸600万ドル、来季年俸650万ドル。今回の契約延長は2020年から2024年までの5年間。契約終了時の年齢は34歳。

アストロズが結ぶ契約としては、2006年カルロス・リーの6年1億ドルを上回り球団史上最高額。

Cot's Baseball Contractsによると、年平均額が3000万ドルを超える契約はメジャー史上6人目。

1.ザック・グレインキー:約3442万ドル
2.ミゲル・カブレラ:3100万ドル
2.デビッド・プライス:3100万ドル
4.クレイトン・カーショー:約3071万ドル
5.マックス・シャーザー:3000万ドル

アルトゥーベは2017年ア・リーグMVP、オールスター出場5回、シルバースラッガー賞4回、ゴールドグラブ賞1回、首位打者3回、盗塁王2回、4年連続リーグ最多安打中です。

現在の代理人はスコット・ボラス。前回の契約延長時はボラスではありませんでした。

ボラスのクライアントの選手は契約延長を結ばずにFA市場に出ることが多いですが、アルトゥーベ自身がアストロズでプレーを続けることを最優先に考えた結果、現段階での契約延長に踏み切ったのかもしれません。

アストロズとしてはまだFAまで2年ありますし、年3000万ドルを超える高額契約には当然リスクもあるものの、34歳までの契約にまとめることができたので躊躇することはなかったでしょう。

Photo: Keith Allison