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パドレスのカーター・キャップスは、昨年の9月に胸郭出口症候群(TOS、Thoracic Outlet Syndrome)と診断されました。

胸郭出口症候群とは、鎖骨や肋骨周辺の血管、神経が圧迫されることにより、肩や腕にだるさ、しびれ、痛みなどを感じる病気のことです。

キャップスは、血管や神経の圧迫を解消するために肋骨を切除する手術を受けました。

そして、自身のインスタグラムで、その肋骨で先端の飾りの部分を作ったネックレスを公開しています。


言われないと肋骨で作ったとは分かりませんね。このネックレスをつけて登板したりするんでしょうか。ちょっと見てみたいです。

ちなみに、レッドソックスのタイラー・ソーンバーグが移籍後まだ一試合も登板していないのも胸郭出口症候群のせいで、昨年6月に肋骨を切除する手術を受けています。

ソーンバーグは「肋骨は取っておく。思ったよりもずっと小さいんだ。ネックレスを作る人もいるけど、自分は絶対にしないよ。ちょっと気味が悪いから。まあでもそれもクールかもしれないね」と話しています。

1月の記事の時点では、骨が変色しないようにクリーニングを行わなければならず、両親の家のカウンターの上にある小さい瓶の中に保管してあるということでした。

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ここ最近、胸郭出口症候群の手術を受ける選手が多く、手術後は成績が大きく低下していることが気になっています。

メッツのマット・ハービー、ツインズのフィル・ヒューズ、去年はレンジャーズにいたタイソン・ロスも2016年に同じ手術を受けましたが、2017年は3人とも以前とは程遠い成績に低迷しました。

ここに挙げた選手たちが、手術前のような投球を取り戻せるかどうかに注目したいと思います。

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