マイク・ムスタカスがロイヤルズとの再契約に合意しました。
1年契約で2年目が相互オプション。2018年が年俸550万ドルで出来高が220万ドル、2019年が1500万ドルの相互オプション、バイアウト100万ドルです。
Mike Moustakas has agreed to a one-year deal with a mutual second-year option with the Kansas City Royals, sources with knowledge of the deal tell Yahoo Sports. It guarantees him $6.5 million and can max out at $22.7 million.
— Jeff Passan (@JeffPassan) 2018年3月9日
Mike Moustakas' deal has a $5.5M salary in 2018 with $2.2 million in performance bonuses. There is a mutual option for $15 million in 2019 with a $1 million buyout.
— Jeff Passan (@JeffPassan) 2018年3月9日
昨年は148試合で.272/.314/.521、球団新記録の38本塁打を放ちました。DRS-8、UZR-3.1。fWAR2.2、rWAR1.8。
オフシーズン当初は、MLB Trade Rumorsの予想で5年8500万ドル、Fangraphsが集計したファンの予想では総額8070万ドルの契約になるとされていました。
ムスタカスはロイヤルズから提示された1740万ドルのクオリファイング・オファーを拒否しており、そこから大幅な減額での再契約となりました。
現在の労使協定では同じ選手に二度クオリファイング・オファーを提示することはできないので、次に市場に出た時には、契約する球団がドラフト指名権などを失うことはありません。
本塁打量産の時代に本塁打の数が一番のセールスポイントであるムスタカスが、異常に冷え込んだFA市場の影響を最も受けてしまったといえそうです。
ロイヤルズはロレンゾ・ケイン、エリック・ホズマーが流出しましたが、徹底的な解体、いわゆるタンキングは行わず、ルーカス・デューダ、ジョン・ジェイといった使える選手と安く契約しています。ムスタカスも含め、好成績を残していればシーズン中のトレードもありそうです。
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Photo: Keith Allison