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1週間ほど前にレンジャーズと1年100万ドルの契約で合意したと報じられたティム・リンスカム。

その後、正式契約が遅れているのは家族に不幸があったためだという情報がありましたが、亡くなったのはリンスカムのお兄さんだったようです。

サンフランシスコ・クロニクルの記事によると、兄のショーンはリンスカムの4歳上の37歳で先月亡くったとのこと。現地土曜日に葬儀が執り行われました。

レンジャーズがスプリングトレーニングを行うアリゾナ入りしたリンスカムは、これまでつけていた背番号55ではなく44をつけることを明かしました。

「兄に敬意を表すために44をつけるつもりだ。44が彼の背番号だった。12か44だ。12は空いていなかったので44にした」

リンスカムは兄の死因については明かさず、「今それを言葉にするのは難しい。葬儀の間、そのことについてたくさん考えていた。兄のことをいつも尊敬していた。憧れの存在だった。彼は人生においてたくさんの悪い選択をしてしまった。だから今のこの状況があるんだ」と話しています。

また、兄が背番号44をつけていたのは、レジー・ジャクソンが好きだったからだとリンスカムは考えているようです。

リンスカムはレンジャーズと契約しましたが、ドジャースもメジャー契約を提示していたといいます。

ジャンアンツでプレーし、2度のサイ・ヤング賞獲得、3度のワールドシリーズ制覇を経験したリンスカムは、ライバル球団であるドジャースのユニフォームを着ることができるのかについて少し考え、「自分の心を裏切ることになるだろうから、それは難しい」と思い至ったそうです。

「自分にとって第二の故郷だ」という古巣のジャイアンツについても考えていたものの、最終的にはレンジャーズが自分にとって最もフィットすると判断したとのこと。

レンジャーズとの話し合いは「温かくて、心がほぐれるような感じがした」と表現しています。

レンジャーズではリリーフとして起用されます。

兄への思いから背番号44を背負うリンスカムは、新しいチーム、新しい役割で、もう一度メジャーで活躍する姿を見せてくれるのでしょうか。

Photo: Jol Padgett