メッツのジェイコブ・デグロムは、2月中旬に背中のこわばりを感じ、オープン戦にはまだ登板していません。
MLB公式サイトによると、デグロムは今日40球のブルペン投球を行い、背中の状態も問題なかったとのこと。
しかし、メッツのデーブ・アイランド投手コーチは、レギュラーシーズンで登板するためには5回の実戦登板が必要としており、開幕まで25日という日程を考えるとデグロムの開幕試合の登板は難しそうです。
アイランド投手コーチは「デグロムだからといって例外は設けない。それはばかげている。ただ彼が開幕日に投げるためだけに不注意なことはしない」と話しています。
デグロムは「開幕日に登板したいのは間違いない。でもそれは自分ではなく、彼らが決めることだ」とコメント。
昨年のメッツは故障者の続出に泣かされましたから、無理に開幕に合わせることはさせないという判断も当然です。開幕日に間に合わなかったとしてもDL入りするほどではないので、大きな問題ではないでしょう。
デグロムが間に合わない場合、シンダーガードが開幕投手を務めることになるはずです。
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ブルージェイズのトロイ・トゥロウィツキーについて、ジョン・ギボンズ監督が「(開幕には)間に合わないだろう。しかし、正しい方向には進んでいる」と話しました。
Blue Jays manager John Gibbons on Troy Tulowitzki's status for opening day: "I don't expect he'll be ready. But he's moving in the right direction."
— Arden Zwelling (@ArdenZwelling) 2018年3月4日
トゥロウィツキーは昨年7月末に右足首の靭帯を痛めてシーズン終了しました。現在は右足のかかとに骨棘を抱えているということで、軽い調整にとどまっています。
二塁のデボン・トラビスはオープン戦に出場していますが、こちらも故障が多く未知数です。
やはりブルージェイズの二遊間は、このオフにトレードで獲得したアレドミス・ディアスとヤンガービス・ソラーテの2人にかなり頼ることになりそうです。
Photo: Ian D'Andrea