C.J.クロンの獲得に伴いレイズからDFAされたコーリー・ディッカーソンをパイレーツが獲得しました。

パイレーツ獲得
コーリー・ディッカーソン(OF)

レイズ獲得
ダニエル・ハドソン(RHP)
トリスタン・グレイ(2B/SS)
100万ドル

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ディッカーソンは昨年150試合の出場で、.282/.325/.490、27本塁打、35四球、152三振。今季年俸595万ドル、保有権は残り2年。

ハドソンは昨年71試合に登板し、防御率4.38、9.6K/9、4.8BB/9、1.0HR/9。2年契約の2年目で年俸550万ドル。

グレイは2017年13巡目指名の21歳、左打ち。A-で53試合に出場し、.269/.329/.486、7本塁打、5盗塁。

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パイレーツの外野はアンドリュー・マカッチェンがトレードでいなくなり、スターリング・マーテがセンターに移ります。今回のトレードで、レギュラーは左からディッカーソン、マーテ、グレゴリー・ポランコとなります。

ディッカーソン獲得前のレフトの候補としては、アダム・フレイジャー、ショーン・ロドリゲス、ジョーダン・ルプロー、マイナー契約を結んだダニエル・ナバ、マイケル・ソーンダース、レッドソックスからトレードで獲得したブライス・ブレンツなどがいました。

パイレーツは昨年チームの本塁打数が151本でメジャー29位でした。そこからさらにマカッチェンが抜けて深刻な長打力不足に陥りそうだったので、ディッカーソンの加入で少しはマシになりそうです。


レイズは今回のトレードで、ディッカーソンがまあまあのリリーフ投手とマイナー選手に変わり、145万ドル分の年俸を削減することになりました。

ニアンダーGMはディッカーソンDFAの前に各球団と十分に話をしたと言っていましたから、ホームランが量産される時代にパワーが一番の武器であるディッカーソンの見返りとしてはこれが限界だったということでしょう。

一塁に年俸230万ドルで保有権3年のクロンを獲得し、外野は1年400万ドルで契約したカルロス・ゴメスで穴を埋めているので、ディッカーソンDFAと聞いた時の最初の印象ほど悪くないのかなと思います。

ハドソンはセルジオ・ロモとともにクローザーのアレックス・コロメにつなぐ役目となりそうです。

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