スプリングトレーニングも始まり、1年契約の選手が続々と決まっています。

・キャメロン・メイビン:マーリンズ

年俸325万ドル、出来高75万ドル。昨年はエンゼルスとアストロズで計114試合、.228/.318/.365、10本塁打、33盗塁。DRS+2、UZR+0.9。2016年は打率.315を打ちましたが、これはBABIP.383のおかげなので基本的には通算打率の.255ぐらいの打者だと思います。

だれもいなくなったマーリンズの外野は、デレク・ディートリックとキャメロン・メイビンの2人にトレードで獲得したルイス・ブリンソン、マグネウリス・シエラあたりになりそうです。

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・カルロス・ゴメス:レイズ

年俸400万ドル、出来高50万ドル、トレードで50万ドル。昨年はレンジャーズで105試合に出場し、.255/.340/.462、17本塁打、13盗塁。DRS-4、UZR-0.6。

DFAされたディッカーソンは150試合でfWAR2.6、rWAR2.7、年俸595万ドル、ゴメスは105試合でfWAR2.3、rWAR1.8、年俸400万ドル。成績は同等以上で年俸は200万ドルぐらい安いので理に適っていると言えば適っています。ディッカーソンをトレードしてどこかから交換相手をもらえればいいんですが。


・マイケル・ソーンダース:パイレーツ

マイナー契約。昨年はフィリーズとブルージェイズで計73試合、.202/.256/.344、6本塁打、1盗塁。2016年は24本塁打、OPS.815。


・コルビー・ラスマス:オリオールズ

マイナー契約。昨年はレイズで37試合、.281/.318/.579、9本塁打。昨シーズン前に左股関節を手術。6月に同じ箇所の故障でDL入りするとプレーから離れる選択をして、制限リスト入りでシーズン終了しました。


・ジェシー・チャベス:レンジャーズ

メジャーのロースター入りで150万ドル、出来高はリリーフでの登板試合数に応じて50万ドル、先発試合数に応じて100万ドル。昨年はエンゼルスで38試合(21先発)、防御率5.35、7.8K/9、2.9BB/9、1.8HR/9。

レンジャーズはローテーションを6人で回す予定で、メンバーはコール・ハメルズ、マーティン・ペレス、ダグ・フィスター、マット・ムーア、マイク・マイナー、マット・ブッシュ、マイナー契約のバートロ・コロン、ジョン・ニースなど。

ペレスは12月に牛に驚いて転倒し右肘を骨折しました。予定より早く回復しているようですが、開幕に間に合うかは微妙です。

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チャベスは基本的にはリリーフで、故障が出たときなどに先発する役割になりそうです。


・カルロス・トーレス:インディアンス

マイナー契約。昨年はブルワーズで67試合に登板し、防御率4.21、6.9K/9、4.1BB/9、1.2HR/9。2016年は72試合で防御率2.73。