ブルージェイズがヤンキースからFAのハイメ・ガルシアと1年800万ドル+球団オプション1000万ドル(バイアウト200万ドル)で合意しました。

DWGlWx7WsAAekCM

出来高が1年あたり最大200万ドル。投球回数が150、160、170、180に達するごとに50万ドルです。

31歳のガルシアは昨年ブレーブス、ツインズ、ヤンキースで計27試合に先発し、防御率4.41、7.4K/9、3.7BB/9、1.0HR/9の成績。

関連記事錬金術?ツインズが5日で優勝を諦めハイメ・ガルシアをヤンキースへ放出

ブルージェイズのローテーションはマーカス・ストローマン、アーロン・サンチェス、J.A.ハップ、マルコ・エストラーダがおり、ガルシア含めた5人で固まりました。

ガルシア獲得までは5番手だったジョー・ビアジーニはブルペンに回ることになるでしょう。

サンチェスは昨年マメの影響でわずか8試合しか登板できませんでした。今季もどれだけ投げられるかは不安が残るので、ビアジーニは先発として調整するためにマイナーで待機という選択肢もあるかもしれません。

ガルシアは通算ゴロ率が56.2%とゴロが非常に多く、空振り率も2016年の9.2%から2017年の11.1%へと上昇しており、そこそこやってくれそうです。

ただし、ア・リーグ東地区は打者有利の球場が多く、特に左投手にとっては右の強打者が多い厳しい環境である点は不安材料です。

ブルージェイズはガルシアとの契約で年俸総額が昨年と同水準まで達したので、これ以上大きな補強はなさそうです。

結果的には優勝を諦めてトレードデッドラインでドナルドソンなどを放出することになるかもしれませんが、今オフのブルージェイズの動きはけっこう良かったと思っています。