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ついに決まりました!ダルビッシュ有がカブスと6年1億2600万ドルで合意したとケン・ローゼンタールが伝えています。出来高を含めると最大で総額1億5000万ドルになる契約だということです。


ただし、1億5000万ドルに達するためにはサイ・ヤング賞を複数回獲得しなければならない厳しい条件のこと。

また、契約の途中でオプトアウトすることができる条項とトレード拒否権が含まれているようです。

ジョン・ヘイマンによると、ドジャースもカブスと同様6年契約を提示して最後まで争っていたものの、金額はカブスの1億2600万ドルとは開きがあったそうです。

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(追記)

オプトアウト(契約破棄)できるのは2年目終了後だということです。

ヤンキースはダルビッシュに対して正式なオファーはしなかった模様。やはりドジャースと同様ぜいたく税が障害となったようです。

ドジャースのオファーは6年で1億ドル程度だったとのこと。これは5年契約を提示したツインズやブルワーズの金額と同程度にとどまるものでした。しかも、年俸総額をぜいたく税の基準以下に収めるために、ケンプなど他の選手をトレードに出して余裕を確保できた場合のオファーだったそうです。

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保証される額で見ると年平均2100万ドルとなり、これは先発投手史上19番目の額です。

これでカブスのローテーションはジョン・レスター、カイル・ヘンドリックス、ホセ・キンタナ、タイラー・チャットウッドにダルビッシュを加えた5人となります。

カブスはここ4年で3度目の総額1億ドルを超える大型契約です。2015年オフにはジェイソン・ヘイワードと8年1億8400万ドル、2014年オフにはレスターと6年1億5500万ドルの契約を結びました。

冷え込んだFA市場にあって6年1億2600万ドルはまずまずいい契約といえそうです。ポストシーズン進出の可能性が非常に高いカブスで、再びワールドチャンピオンを目指すことになりました。