平昌オリンピックが開幕しましたが、MLB公式サイトのCut4ではホワイトソックス傘下の内野手エディ・アルバレスがオリンピックの銀メダリストだということが紹介されています。

アルバレスは現在28歳でポジションは遊撃、二塁のスイッチヒッター。

スピードスケートの選手だったアルバレスは、2014年のソチオリンピックでアメリカ代表としてショートトラックの5000メートルリレーで銀メダルを獲得しました。

両親はキューバ移民で、キューバ系アメリカ人でスピードスケートのアメリカ代表になった初めての選手だそうです。

高校時代は野球だけをプレーし活躍していましたが、オリンピックに出場するという夢のために野球をやめてスケートに集中することに。そして、オリンピックが終わると今度は野球に復帰し、2014年6月にホワイトソックスとマイナー契約を結びました。

2015年にはAとA+で123試合に出場し、.296/.409/.424、5本塁打、53盗塁と好成績を残し、2016年には3Aまで到達。昨年は2Aと3Aで126試合、.235/.347/.310、4本塁打、8盗塁という成績でした。

2Aより上のレベルでは盗塁も減り、打撃でもやや苦戦している感じです。ただ、二遊間を守れるので、メジャーで故障者が出たときには声がかかる可能性もあるかもしれません。

こちらはアルバレスを紹介している動画。




こちらは去年のスプリングトレーニングでランニングホームランを放ち、トラックではなくダイヤモンドを1周した時の動画。



オリンピックの銀メダリストがマイナーでプレーしているというのは知りませんでした。しかも、たった2年で3Aまで上がってくるというのは本当にすごいです。

メジャーリーガーになるという夢まであと一歩のところまで来ているので、ぜひ頑張ってほしいと思います。