新加入の選手も顔を見せました。左からケイン、イエリッチ、チャシーン。
Introducing “the new Crew” at #BrewersOnDeck! pic.twitter.com/gop56lb7Wm
— Milwaukee Brewers (@Brewers) 2018年1月28日
選手の起用方法などチームのプランに関する発言もいろいろありましたのでまとめておきます。
まずはローテーションについて。
カウンセル監督によると現時点でローテーション入り確定なのが、チェイス・アンダーソン、ザック・デイビーズ、ジョーリス・チャシーンの3人。それに続くのが、ブランドン・ウッドラフ、ブレント・スーター、ヨバニ・ガヤード、ジュニオール・ゲラ、アーロン・ウィルカーソンだということです。
At this particular point in time, Counsell sees Anderson, Davies and Chacin as firmly in the rotation. "At this point, the next group, I see together, really. And that would be Woodruff, Suter, Gallardo, Guerra and Wilkerson."
— Adam McCalvy (@AdamMcCalvy) 2018年1月28日
この中に名前が入っていないのがジョシュ・ヘイダー。マイナーでは先発でしたが、メジャーデビューした昨年はリリーフで35試合、47回2/3、防御率2.08、12.8K/9と活躍しました。
今年どちらで起用されるのかはっきりしていませんでしたが、スターンズGMもヘイダーは開幕からリリーフで起用されると話しました。
Josh Hader will start the season in the Brewers bullpen, David Stearns says.
— Adam McCalvy (@AdamMcCalvy) 2018年1月28日
ヘイダー本人は「試合の後半、プレッシャーのかかる場面は好きだ。投げられるならどこでもいい」とコメントしています。
そして、右肩関節唇の損傷で手術を受けたエース格のジミー・ネルソンは、6月ごろの復帰を期待しているとジョンソン投手コーチが話しました。ただ肩の手術なのでリハビリの具合によってはずれ込む可能性もありそうです。
Word on the convention floor is that Brewers pitching coach Derek Johnson told fans the team expects Jimmy Nelson back around June.
— Adam McCalvy (@AdamMcCalvy) 2018年1月28日
今後の補強については、アタナシオ・オーナーが「イエリッチとケインを加えた後でも、ビッグネームの先発投手の1人を獲得する予算の余裕はある」と発言したそうです。
Mark Attanasio says that after adding Yelich and Cain, there is still room in the payroll to add one of the big free agent pitchers. So, we’ll see.
— Adam McCalvy (@AdamMcCalvy) 2018年1月28日
現時点での2018年の年俸総額はおよそ9200万ドル。Baseball-Referenceによるとブルワーズの過去最高の年俸総額は約1億1000万ドルなので、それを超える用意があるということでしょうか。
続いて、外野手陣について。
イエリッチとケインの獲得を受け、ライアン・ブラウンが一塁を守る可能性があるとすでに報じられていましたが、ブラウン自身もそれを認めました。二塁を守る可能性についてもスターンズGMと話をしたと言ったそうですが、カウンセル監督は考えていないようですし、まあないでしょう。
Braun confirmed he’s game for trying first base and said he’s talked with David Stearns this winter about some second base, too. https://t.co/SNLIKxiLGt
— Adam McCalvy (@AdamMcCalvy) 2018年1月28日
Craig Counsell on the Braun-at-second base idea: "I think he got you there."
— Adam McCalvy (@AdamMcCalvy) 2018年1月28日
外野手の1人キーオン・ブロクストンはオプション切れと考えられていましたが、実はあと1つ残っていたということで、今年もマイナーに送ることができます。
We thought the Brewers burned Keon Broxton’s final option last year, but it turns out that’s not true. Because he was in the Minors less than 20 days, it didn’t count. So, Broxton and Phillips (and Santana, although it’s incredibly unlikely) can be sent to the Minors.
— Adam McCalvy (@AdamMcCalvy) 2018年1月28日
これで外野3つと一塁の4つのポジションを、イエリッチ、ケイン、ブラウン、ドミンゴ・サンタナ、エリック・テイムズの5人で回すことは一応可能です。それでもヘスス・アギラーはオプションがないのでどうにかしないといけません。
ちなみに、トレード候補のブレット・フィリップスは見事なバク宙を決めました。さすがに身体能力は抜群です。
That’s a wrap from #BrewersOnDeck!
— Milwaukee Brewers (@Brewers) 2018年1月28日
We’ll see all of you back in just 64 days! #SeeUApril2 pic.twitter.com/kJQw2XxLi2
開幕までに先発投手の補強はほぼ間違いなくあるでしょう。FAのダルビッシュ、アリエッタ、コブ、リンの中からだれか1人と契約するのか、それとも余っている外野手を駒にしてトレードで獲得するのか。今後の動きに注目です。