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メジャーリーグ選手会が、主力を放出し年俸を削減するマーリンズとパイレーツの球団運営に懸念を表明したと報じられています

選手会が問題としているのは、両球団がレベニューシェアリングで分配された収益を十分に支出せず、利益として蓄えているのではないかという点です。

「我々は、コミッショナーに対しマイアミとピッツバーグに関する懸念を表明した。さらなる話し合いの機会を待っており、それにより我々が次にどのようなステップを踏むかを決定する」

労使協定により、コミッショナーはレベニューシェアリングで分配された収益を適切に支出しない球団に対し、罰則を科したり支出を促したりすることができます。

実際に、2010年に選手会が懸念を表明した結果、マーリンズは年俸総額を増やすことを約束させられました。その結果、2012年にはマーリンズの年俸総額は初めて1億ドルを超えています。もっとも、そのオフにファイヤーセールで再び年俸総額は激減しましたが。

そして、今回の選手会の懸念に対しMLBが声明を発表しました。

「我々は、パイレーツとマーリンズがレベニューシェアリングの収益の使用に関する基本合意条項を順守することについて懸念を抱いていない。パイレーツはレベニューシェアリングを減らす一方、年俸予算を徐々に増額してきた。マーリンズのオーナー陣は過去2年大きな赤字を出した球団を買収し、レベニューシェアリングや支出の削減によっても、2018年に赤字を出すと見積もられている」

現時点での今年の年俸総額は、マーリンズが約9700万ドル、パイレーツが約8500万ドルとなっています。

確かに、主力選手を短期間に複数放出するのは印象的に良くありません。しかし、異常に少ない年俸予算がずっと続いているわけではありませんし、MLBが動くというのは考えにくいことです。

歴史的なレベルで冷え込んだこのオフの市場のせいでFAの選手たちが希望通りの契約を得られないことに、選手会がいら立っている証拠ではないかと思います。

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Photo:PresidenciaRD