先日、MLBと選手会がピッチクロックなどの導入について話し合う予定だとお伝えしました。
関連記事:ピッチクロックなど導入へMLBと選手会が来週会談
ケン・ローゼンタール記者、ジョン・モロシ記者からの情報によると、MLBは選手会にピッチクロックやマウンドへ行く回数の制限に関して正式な提案をしたということです。
「試合のペースに関する議論が進行中。コミッショナー事務局は選手側に正式な提案を行った」
Sources: Pace-of-play discussions ongoing. Commissioner’s office sent formal proposal for players to consider.
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) 2018年1月14日
「ピッチクロックやマウンドへ向かう回数の削減が議論されている」
Report from @Ken_Rosenthal on negotiations that could change the way @MLB games are played. Pitch clock and reduction on mound visits have been under discussion. @MLBNetwork https://t.co/IfJYaLySlB
— Jon Morosi (@jonmorosi) 2018年1月14日
詳しい内容に関しては上の関連記事を見ていただきたいんですが、最悪MLB側は選手会の同意が得られなくても今季から新しいルールを導入することが可能です。今年からピッチクロックなどが導入された新しいルールのもと試合が行われることになる可能性は高いと思います。
先日の記事にいただいたコメントでは、ピッチクロックに反対という人はほとんどいませんでしたね。一方、ローゼンタールやモロシのツイートには「ピッチクロック反対」「余計なことをするな」というコメントがけっこう多いのは興味深いところです。
今回のルール変更に直接関係はありませんが、現地土曜日に行われたカージナルスのイベントで編成トップのジョン・モゼリアックが「私は反対だが、将来的にはナショナル・リーグにDHが導入される方向に進んでいると感じる」と発言しました。今後もいろいろな面でルールが変わっていくかもしれません。
Photo by Rich Renomeron