マーリンズのオーナーの1人であるデレク・ジーターは、現在赤字に陥っている球団を黒字化することでボーナスが発生することになっているようです。マイアミ・ヘラルドのバリー・ジャクソン記者が報じています。


昨年8月に作成された球団経営プランを記した文書「プロジェクト・ウルヴァリン」に書かれている内容です。ちなみに「プロジェクト・ウルヴァリン」という名前は、ジーターが育ったミシガン州がウルヴァリン・ステイトと呼ばれることが由来だそうです。

文書によると、ジーターは球団が黒字を計上することで、2018年200万ドル、2019年170万ドル、2020年110万ドル、2021年200万ドル、2022年200万ドルのボーナスを受け取ります。CEOとしての年俸は500万ドルなので、最大で年700万ドル稼ぐということになります。

マーリンズはスタントン、ゴードン、オズーナをトレードで放出したことにより、2018年の年俸総額からおよそ4500万ドルを削減しました。またMLBは、デジタルメディア・ビジネス部門であるMLB Advanced Mediaの子会社BAMTechの株式をディズニーに売却したことを受け、2018年3月までに全30球団に約5000万ドルを分配する予定となっています。このことから、マーリンズが2018年に黒字化する可能性は高いと見られます。

先日のファンとの対話集会でジーターは、持続可能なチームにしなければならないと言いチームの方針に理解を求めました。しかし、球団の黒字化で高額のボーナスを受け取るとなれば、主力の放出に憤るファンの中には「自分の利益のためにやっているんじゃないか?」という見方をする人も出てくるでしょう。しばらくは我慢の時が続きそうです。