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あけましておめでとうございます。今年もメジャーリーグがより楽しくなる情報を紹介していけたらと思っています。よろしくお願いします。

さて、新年一発目の投稿は今年注目すべき5チームを取り上げます。


ヤンキース
タイトルに、「2018年はヤンキースがワールドチャンピオン!?」と書いたのには理由があります。実は、ヤンキースは1938年、1958年、1978年、1998年にワールドチャンピオンに輝いているんです。この法則に従えば、2018年はヤンキースが頂点に立つということになります。

そして、戦力的に見てもその可能性は十分ありそうです。メジャー最多の本塁打数を記録したメンバーにジャンカルロ・スタントンを加えた打線の破壊力は文句なし。チャド・グリーンが台頭し、シーズン途中にデビッド・ロバートソンとトミー・ケインリーを獲得したブルペンも相手を圧倒する力を持っています。

となると、カギを握るのは先発投手陣です。ルイス・セベリーノはサイ・ヤング賞投票3位になるまで成長し、ソニー・グレイもトレードで補強しました。田中将大は昨年の前半、大量失点する試合が目立ち、シーズン防御率は4.74まで悪化してしまいました。しかし、後半は安定感を取り戻し、ポストシーズンでも気迫のこもった好投を見せました。今年はシーズン通して安定した投球をして、チームを引っ張っていってほしいと思います。


アストロズ
2017年、創設56年目で初めてワールドシリーズを制覇したアストロズ。しかし、メジャーで連覇を果たしたのは1998年から2000年まで3連覇を果たしたヤンキースが最後です。18年ぶりのワールドシリーズ連覇という難題に挑みます。

メジャー最多の得点を挙げた打線は、カルロス・ベルトランが抜けたぐらいなので文句なしでしょう。先発も、今年はジャスティン・バーランダーが最初からいるのは非常に心強いです。

ブルペンに関しては、昨年のポストシーズンではランス・マッカラーズ・ジュニアやチャーリー・モートンのリリーフ起用がうまくはまりましたが、連覇を狙う上ではやや不安が残ります。ジョー・スミスとヘクター・ロンドンを補強したブルペン陣が、安定した投球をできるかがポイントとなりそうです。

また、ダラス・カイケル、マーウィン・ゴンザレス、モートンという主力選手たちがFAになるという意味でも大事な1年となります。


インディアンス
2016年はワールドシリーズ第7戦まで戦うも、あと一歩ワールドチャンピオンには届かず。2017年はレギュラーシーズンで22連勝という引き分けを挟まない連勝のメジャー記録を更新し、シーズン102勝を記録しましたが、ポストシーズンではヤンキースに敗れディビジョンシリーズ敗退。

インディアンスは1948年以来ワールドシリーズを制覇しておらず、現在最もワールドチャンピオンから遠ざかっているチームです。

そんなインディアンスにとって2018年は間違いなく勝負の年になります。というのも、今年限りでアンドリュー・ミラー、コディ・アレンという鉄壁のリリーバーコンビがそろってFAになるからです。FAとなれば年1500万ドルを超える年俸を手にするであろう2人を引き留める財力はインディアンスにはありません。無理をすれば1人は再契約できるかもしれませんが、2人がそろってインディアンスでプレーするのは間違いなく最後です。

ア・リーグの中地区ではタイガース、ホワイトソックスが再建中でロイヤルズも主力が一気に流出します。ツインズも優勝を狙いますが、インディアンスが地区連覇を果たす可能性はかなり高いでしょう。メジャーリーグは移り変わりが早い世界です。今年リングを手にしなければ、どんどんチャンスが少なくなっていくような気がします。


ナショナルズ
なんといってもブライス・ハーパーが今年限りでFAになることが最大の注目ポイントです。巨額の契約を手にすることになるハーパーを引き留めるのはかなり難しそうで、ハーパーがいるうちに結果を残したいところです。他にも、超お買い得な契約となったダニエル・マーフィーやジオ・ゴンザレスもFAになります。

投打にスター選手を擁し戦力は十分ですが、レギュラーシーズン、ポストシーズン通して冴えないプレーを見せたマット・ウィータースが不安の種です。一方、4月に左膝を故障しシーズン終了となってしまったアダム・イートンが戻ってくることはプラスです。また、、ブランドン・キンツラーと再契約できたことで、ショーン・ドゥーリトル、ライアン・マドソンと合わせて、昨年途中にトレードで獲得した勝ちパターンの3人を維持することができました。

ただし、ナショナルズにとっては地区優勝することは通過点に過ぎません。2012年以降で4度地区優勝していますが、すべてディビジョンシリーズで敗退しています。デーブ・マルティネス新監督の下、今年こそ鬼門のディビジョンシリーズを突破し、ワールドチャンピオンに輝くことができるでしょうか。


マリナーズ
イチローが加入しメジャー記録の116勝を挙げた2001年以来ポストシーズンに進出していないマリナーズ。現在、メジャーで最もポストシーズンから遠ざかっているチームとなっています。

それだけでなく、現地日曜日にNFLのバッファロー・ビルズが1999年以来となるプレーオフ進出を決めたことで、マリナーズはアメリカの4大スポーツで最もポストシーズンから遠ざかっているチームとなってしまいました。

同じ地区にはワールドチャンピオンのアストロズがいるだけでなく、大谷翔平獲得レースではエンゼルスに敗れ、昨年よりも厳しい立ち位置となっています。

昨年はフェリックス・ヘルナンデス、ジェームズ・パクストン、ドリュー・スマイリー、そして岩隈久志とローテーションの4番手までが全員故障で長期離脱という苦しいシーズンでした。先発陣に故障がなければワイルドカード争いは可能ですが、トレードで獲得したディー・ゴードンの中堅コンバートについては出たとこ勝負という印象は否めません。

4大スポーツで最もポストシーズンから遠ざかっているという不名誉な記録を1年で返上することができるでしょうか。

また、昨年9月に肩のクリーニング手術を受けた岩隈は開幕には間に合いませんが、焦らずしっかり治して、まだまだメジャーで投げ続けてもらいたいと思います。

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過去の歴史をふまえて、注目チームを5つ挙げてみました。

今年はメジャーの歴史で最も早い3月29日に開幕します。また、30チームがいっせいに開幕するのも初めてです。

まだFAの大物選手もほとんど決まっていませんが、今から開幕が待ちきれません。

Photo by Dex(07)