オリックスからFAでメジャー移籍を目指していた平野佳寿がダイヤモンドバックスと2年600万ドルの契約で合意したと現地メディアが報じています。


来年3月で34歳になる平野は、2010年以降リリーフとして481試合に登板し通算156セーブ。今季は58試合で29セーブ、防御率2.67、7.4K/9、2.5BB/9の成績でした。

ダイヤモンドバックスは今年93勝69敗でナ・リーグ西地区2位。前年の69勝93敗から大きく成績を伸ばし、ワイルドカード1位で6年ぶりのポストシーズン進出を果たしました。

ブルペン陣は、クローザーのフェルナンド・ロドニーやホルヘ・デラロサ、J.J.フーバー、シーズン途中に獲得したデビッド・ヘルナンデスなどが抜け、補強が必須でした。

現時点ではアーチー・ブラッドリーやレイズからトレードで獲得したブラッド・ボックスバーガーがクローザー候補で、平野も結果を残せばチャンスはありそうです。

本拠地のチェイス・フィールドはロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドに次ぐヒッターズパークで、投手にとっては厳しい環境ですが、昨年下馬評を覆してポストシーズンに進出した勢いのあるチームという意味では良かったのではないでしょうか。

新しい日本人選手がメジャーで見られるのはうれしい限りです。上原のように長くメジャーで投げてほしいと思います。