FireShot Capture 003 - What is a Competitive Ba

2018年ドラフト戦力均衡ラウンドの指名順位が決定しました。

戦力均衡ラウンドは文字通り戦力の均衡を図るために、収益の少ない、あるいは市場規模の小さい球団に追加のドラフト指名権を与えるものです。戦力均衡ラウンドAは1巡目の後、戦力均衡ラウンドBは2巡目の後に設けられます。

収益あるいは市場規模で下位10位以内に入った球団が対象で、収益や勝率をもとにAとBに振り分けられ順番が決められます。現在の労使協定が有効な2021年まで、対象となる球団は変わりません。1年ごとに戦力均衡ラウンドAとBの球団が入れ替わります。つまり、2018年にラウンドAに指名権を持つ球団は2019年にBへ、2018年にBに指名権を持つ球団は2019年にAへと入れ替わり、翌年以降もこれを繰り返します。

戦力均衡ラウンドの指名権はトレード可能で、クオリファイング・オファーに関連してドラフト指名権を与えられる・失う球団もあるため暫定となりますが、指名順位は次の通りです。


戦力均衡ラウンドA
31.パイレーツ
32.レイズ(※)
33.オリオールズ
34.パドレス
35.ダイヤモンドバックス
36.ロイヤルズ
37.インディアンス
38.ロッキーズ
39.カージナルス

※32番目のレイズは、昨年31番目指名のドリュー・ラスムッセンと契約できなかったことによるもの

戦力均衡ラウンドB
70.マーリンズ
71.アスレチックス
72.レイズ
73.レッズ
74.ブルワーズ
75.ツインズ


上で述べた通り戦力均衡ラウンドの指名権はトレード可能ですが、シーズン中のみ1度に限りトレード可能で金銭とのトレードは不可、というルールがあります。

クオリファイング・オファーの制度により、今年はロイヤルズ、レイズ、ロッキーズ、インディアンスが1巡目の後(戦力均衡ラウンドAの前)の指名権が補償として与えられる可能性があります。

また、14球団はクオリファイング・オファーを拒否した選手と契約した場合2巡目指名権を失います。

これらにより、来年6月のドラフトまでに戦力均衡ラウンドの指名順位が変動する可能性があります。

クオリファイング・オファーについては、こちらの記事に詳しく書きましたのでご覧ください。

【参考】クオリファイング・オファーを受けた9人全員が拒否へ