全米野球記者協会の記者による投票で選出されるサイ・ヤング賞が発表され、ナショナル・リーグはナショナルズのマックス・シャーザー、アメリカン・リーグはインディアンスのコーリー・クルーバーが受賞しました。
シャーザーは2年連続3回目の受賞。2年連続、通算3回の受賞はいずれも史上の10人目の快挙です。シャーザーは今季31試合に先発、200回2/3を投げ、16勝6敗、防御率2.51、WHIP0.90、268奪三振、奪三振率12.0、与四球率2.5の成績。防御率、WHIP、奪三振率はキャリアベストの数字でした。
Back-to-back for Max!
— MLB (@MLB) 2017年11月15日
For the 2nd straight year, @Max_Scherzer is your @officialBBWAA NL #CyYoung Award winner. pic.twitter.com/PemX3t2tOD
His skills are Max level. #CyYoung pic.twitter.com/qZ5fqLuKWZ
— MLB (@MLB) 2017年11月16日
シャーザーは1位票を27票獲得。2位はクレイトン・カーショー、3位はスティーブン・ストラスバーグでした。カーショーは勝利数、防御率はリーグトップでしたが、投球回数が175回にとどまったことでシャーザーに票が流れました。獲得票数は次の通りです。
引用元:bbwaa.com
クルーバーは2014年以来2度目の受賞。2度の受賞は史上18人目です。クルーバーは今季29試合に先発、203回2/3を投げ、18勝4敗、防御率2.25、WHIP0.87、265奪三振、奪三振率11.7、与四球率1.6の成績。勝利数、防御率、WHIP、与四球率に加え、完投5完封3もリーグトップの数字でした。
#CyKluber reigns once again.@CKluber wins his 2nd @officialBBWAA AL #CyYoung Award. pic.twitter.com/bIlq4Hdiqm
— MLB (@MLB) 2017年11月15日
Dominant isn’t the word. #CyYoung pic.twitter.com/SHAQ5kXnll
— MLB (@MLB) 2017年11月16日
クルーバーは1位票を28票獲得。2位はクリス・セール、3位はルイス・セベリーノでした。セールは投球回数、奪三振数でリーグトップでしたが、ほとんどの記者が投球の質で上回ったクルーバーを1位に選ぶ結果となりました。後半に文句なしの成績を残したクルーバーと、失速したセールという印象面も投票に影響を及ぼしたと思われます。獲得票数は次の通りです。
引用元:bbwaa.com