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「ウィルソン・ディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤー」が発表され、両リーグ全ポジションからから1人選ばれる最優秀守備選手にツインズのバイロン・バクストンが選出されました。

グラブメーカーのウィルソン社により2012年に制定されたこの賞は、主に監督・コーチの投票によるゴールドグラブ賞とは異なり、セイバーメトリクスの指標をもとに選出されます。

・25% 守備WAR
・25% DRS(Defensive Runs Saved、守備防御点)
・20% Inside Edge Fielding Ratings
・20% Inside Edge Arm Ratings
・10% 守備率

バクストンはDRSが+24でメジャー全体の中堅手でトップ。今年から導入されたスタットキャストの守備指標OAA(Outs Above Average)でも+25で全外野手中トップでした。

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YouTubeに上がっていた今年のバクストンの守備ハイライト動画です。




各ポジションの受賞者は次の9人。先日発表されたゴールドグラブ賞を受賞しなかったのはサンタナ、プイグ、チャットウッドの3人です。

捕手:マーティン・マルドナド (エンゼルス)
一塁:カルロス・サンタナ (インディアンス)
二塁:DJルメイユ (ロッキーズ)
三塁:ノーラン・アレナド (ロッキーズ)
遊撃:アンドレルトン・シモンズ (エンゼルス)
左翼:アレックス・ゴードン (ロイヤルズ)
中堅:バイロン・バクストン (ツインズ)
右翼:ヤシエル・プイグ (ドジャース)
投手:タイラー・チャットウッド (ロッキーズ)


また、最優秀守備チームにロサンゼルス・ドジャースが選ばれました。守備WARや捕手のフレーミングでメジャー1位を記録していました。

MLB公式のハイライト動画。

ここ4日続けて賞の発表がありましたが、明日から2日間はお休み。現地13日からは全米野球記者協会会員の記者投票による新人王、最優秀監督賞、サイ・ヤング賞、MVPの受賞者が4日にわたって発表されます。