・ドジャースがアンドレ・イーシアーの1750万ドルのオプションを破棄。バイアウト250万ドルを受け取ってFAに。ここ2年故障でほとんど試合に出られませんでした。今年の故障は椎間板ヘルニアだったので、他球団も獲得には二の足を踏むかもしれません。

・ジャイアンツはマディソン・バムガーナーの1200万ドルのオプションを行使。今年はダートバイクの事故で約3ヶ月の離脱。2019年にも同じ1200万ドルのオプションがついているので、FAまで2年2400万ドルということになります。

・チェン・ウェインは残り3年5200万ドルの契約をオプトアウト(契約破棄)せずマーリンズに残留します。今年は肘の故障でわずか33イニングしか投げられなかったので当然ですね。手術はしないで済むそうなので来季は頑張ってほしいです。

・レイズはFAのアレックス・コブにクオリファイング・オファーを提示する見込み。30歳のコブは今季トミー・ジョン手術明けで初めてのフルシーズン。29試合に先発し、12勝10敗、防御率3.66、奪三振率6.4、与四球率2.2の成績でした。手術後は奪三振率が低下しているのが気になりますが、それなりの契約はもらえそうです。

クオリファイング・オファーについては詳しく書いた記事があるのでご覧ください。新労使協定になって制度が変わっています。

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・西武ライオンズが牧田和久のポスティング制度を利用したメジャー挑戦を認めるとのこと。ただし、NPBとMLBが新しいポスティング制度に関してまだ合意に達していないので、いつになるかはわかりません。

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ドジャースはアストロズの地元ヒューストン・クロニクル紙に全面広告を出し、ワールドチャンピオンの祝福のメッセージを伝えました。選手がトレードになった後、古巣に感謝の広告を出すのは何度も見ていますが、これは初めて見ました。

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昨年引退したドジャースの伝説的アナウンサー、ビン・スカリーさんは、NFLで続く国歌斉唱の際に膝をつく抗議はお気に召さないようです。「NFLの試合は二度と見ない」と話しました。

MLBでもアスレチックスのブルース・マックスウェルが初めて膝をついての抗議をしました。しかし、その後逮捕されるという事件が発生しイメージが悪くなってしまったので、MLBで膝をついて抗議する選手はもう出ないかもしれません。

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