デトロイト・タイガースのマット・ボイドがあと一歩のところで快挙達成を逃しました。

シカゴ・ホワイトソックス戦に先発したボイドは、9回2死まで四球によるランナー1人しか出さない準パーフェクトピッチング。

しかし、最後の打者ティム・アンダーソンに右中間を破る二塁打を打たれ、残念ながらノーヒッターはなりませんでした。

右翼手が三塁からコンバートされたばかりのニック・カステヤノスだったため、彼の守備を責める人もいたみたいですが、スタットキャストによると捕球確率は1%でした。

達成すればタイガース史上8人目のノーヒッターでした。タイガースの投手が9回2アウトからノーヒッターを阻止されたのは、2010年に審判の誤審で完全試合を逃したアーマンド・ガララーガ以来。



タイガースの投手で9回2死からノーヒッターを逃したのは6人目で、メジャーで2番目に多いチームです。

2012年8月にマリナーズのフェリックス・ヘルナンデスがレイズ戦で完全試合を達成して以降のノーヒッター17回のうち、ア・リーグの投手がア・リーグのチーム相手に達成したのは1度だけ。2015年8月12日のオリオールズ戦で達成した岩隈久志です。

ノーヒッターはなりませんでしたが、1安打の素晴らしい初完投初完封でした。

仲間から祝福のシャワーも浴びました。

「デトロイトのみんな、27個のアウトを見守ってくれてありがとう!タイガースの選手はみんな素晴らしいプレーをしたし、ホラデイは素晴らしいリードをしてくれた」