カブスの上原浩治が、首の張りで10日間の故障者リスト入りとなりました。

上原は現地8日の試合では打者2人に対しアウトを奪えず、トレーナーに付き添われての降板となっていました。
今回のDL入りは、首を回復させ、悪化させないための予防的な措置だということです。


オールスター以降の8試合で4本のホームランを浴びるなどここ最近不調で、試合の重要な場面での登板は減っていました。
今シーズンの通算成績は、43試合、3勝4敗2セーブ、防御率3.55、WHIP1.11、奪三振率10.7、与四球率2.6となっています。

上原に関しては、大きな故障ではなさそうでうし、調子が落ちていたところで少し休めると考えればそれほど悪くないのではないでしょうか。


問題はウィルソン・コントレラスの故障です。
現地9日の試合で右ハムストリングを痛めて途中交代となってしまいました。

診断の結果はまだ出ていませんが、映像を見る限りはそれなりの期間の離脱になりそうです。

コントレラスはオールスター以降の23試合で、打率.311、10本塁打と絶好調で、先週のナ・リーグ週間MVPにも輝きました。好事魔多しとはまさにこのことです。

MLBの公式ツイッターでも、カブスのポストシーズン争いのカギになるのでは、ということでコントレラスをフィーチャーした動画を公開したばかりでした。

カブスは8月に入って3勝6敗と、一時期の勢いがなくなっています。地区優勝に向けて、一つの正念場を迎えたと言えそうです。