ロッキーズは先発右腕のチャド・ベティスを60日の故障者リストから復帰、3Aに降格させたと発表しました。
現地13日のマーリンズ戦でメジャー復帰の予定です。

ベティスは昨年11月に精巣ガンの診断を受け手術。その時点では、抗がん剤治療は必要ないとされていましたが、今年3月にリンパ節への転移が発覚し、抗がん剤治療を開始しました。5月に抗がん剤治療は終了し、7月にマイナーでのリハビリ登板を開始していました。

闘病中の3月には第1子となる女の子も誕生。



ベティスは昨年、32試合に先発し、14勝8敗、防御率4.79の成績で、今季はローテーションの一人として期待されていました。

ロッキーズは現在地区3位で、首位ドジャースに14.5ゲーム差と離されていますが、ワイルドカード圏内におりポストシーズン進出の可能性は十分あります。

ベティスの復帰は、ロッキーズやロッキーズファンという枠を越えて素晴らしいニュースです。

パイレーツのジェイムソン・タイヨンも今年精巣ガンと診断され、手術の後復帰しました。二人揃ってメジャーに復帰できるとこは本当に素晴らしいですね。

ベティス、タイヨンが今後ガンの再発なく、プレーを続けられることを願っています。

 [関連記事:精巣ガンの手術を受けたパイレーツ・タイヨン、術後3週間で実戦復帰へ]