レッドソックスからDFAの後リリースされたパブロ・サンドバルが、古巣のサンフランシスコ・ジャイアンツと契約をしました。

サンドバルは2014年シーズン後FAとなり、ボストン・レッドソックスと5年9500万ドルで契約。

レッドソックスでの約2年半で出場はわずか161試合。.237/.286/.360、14HR、59打点の成績で金額に見合った働きを出来ず、古巣で再起を図ることになりました。


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ジャイアンツと契約するに当たり、障害となるのはサンドバルの2014年オフの退団時のコメント。

サンドバルはレッドソックスとの契約後、ジャイアンツは契約交渉において敬意を欠いていたと発言。また、ブルース・ボウチー監督とハンター・ペンス以外は離れても寂しいと思わないともコメントしていました。

これに関し、「ファンや以前のチームメイトに謝罪したい」と述べました。


サンドバルのコメントの概要は以下の通り。
「ジャイアンツに感謝しないといけない。二度目のチャンスを与えてくれた。自分も失敗から多くのことを学んだ。当時は感情的になっていた。あの時に戻ってジャイアンツと再契約できるならしたい。でももう過去のことだ。前を向いて、ベストを尽くしたい」

ただし、2014年のワールドチャンピオンを決めたウイニングボールを売ってしまったのではないか、という噂については明言しませんでした。




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サンドバルはまずマイナーでの試合に出場し、メジャーで貢献できることを証明しなければなりません。

三塁を守るエデュアルド・ヌネスはトレードされる可能性があるので、うまく行けばその空いたポジションをサンドバルが埋めることになりそうです。

ジャイアンツもそれほど期待はしていないような気がしますが、どうなるでしょうか。