メジャーでは初の直接対決となったレンジャーズのダルビッシュとヤンキースの田中。

いやー楽しみなんだけど、正直もっと調子がいい時に見たかったな、なんて試合前は思ってました。蓋を開けてみると、二人とも信じられないぐらい完璧なピッチング!

ダルビッシュは7回、2安打無四球10奪三振、無失点。
田中は8回、3安打2四球9奪三振、無失点。

試合は延長10回にヤンキースが2-1でサヨナラ勝ち。ダルビッシュ、田中に勝ち負けはつきませんでした。


ダルビッシュの奪三振シーンの動画。「10秒で10K」です。

そして田中のピッチングハイライト動画。


世紀の投手戦と表現しましたが、大げさではありません。
「両先発投手が無失点、3安打以下、9奪三振以上を記録したのは、過去100年で2度目」


ダルビッシュの試合後のコメント。


ジャッジを三振に取った73マイル(約117.5キロ)のカーブ。芸術的です。

ジャッジに対しては、もっと遅い65マイル(約104.6キロ)のカーブも投げました。
「アーロン・ジャッジに対して、ダルビッシュは2ストライクから65マイル(約104.6キロ)のカーブを投げ(高めにボール)、3ボール2ストライクから95.4マイル(約153.5キロ)の速球で三振を取った。不公平だ」


「ジャッジはしばらく今日の試合のことを忘れられないだろう。ダルビッシュは危険な打者に対して、エリートなアプローチを見せた」

「ダルビッシュがFAになったとき、キャッシュマンはこの試合のことを思い出すだろう。元ファイターズのスーパースターが完璧に圧倒した」

「次にヤンキースタジアムでダルビッシュの姿を見るときは、ピンストライプを着ているべきだ」


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今シーズンずっと苦しんでいる田中も、前回制球が定まらず5回5失点だったダルビッシュも完璧なピッチングでした。

日本人投手は今季ここまでほとんどいいところがなかったので、今日の試合はスカッとしましたね。

両投手とも次の試合も好投を期待したいです。