昨日の試合で打球速度121.1マイル(約195キロ)というStatcast(スタットキャスト)史上、最速のホームランを放ったヤンキースのアーロン・ジャッジが今日もやってくれました。

6回裏に放った20号ホームランが、飛距離495フィート(約151メートル)と計測され、スタントンの504フィート(約154メートル)に次ぐスタットキャスト史上2位タイの記録となりました。

動画です。
動画の後半にもありますが、外野スタンドの奥の柵も越えてしまっています。信じられない飛距離です。

「スタットキャスト時代の最長ホームラン:
 1位 スタントン 504フィート
 2位タイ ジャッジ 495フィート
 2位タイ ブライアント 495フィート」

ちなみに1位スタントンのホームランがこちら。



ボールが飛びやすいコロラドでのホームランですし、個人的にはジャッジのほうが印象的です。

3位のブライアントのホームランはこちら。




そして7回には、この日2本目のホームランを放ちました。

「ジャッジは公平中立なので、ライトスタンドのファンにもホームランの資格を与えた」

「アーロン・ジャッジ(25歳46日)は、1956年5月18日のミッキー・マントル(24歳211日)以来、4打数4安打2HR以上打った最も若いヤンキースの選手だ」


実は昨日の試合後のインタビューで、マット・ホリデーが、「ジャッジはこの先もとんでもないことをやらかしてくれるだろう、まだ始まったばかりだよ」と話していました。まさに、予言通りといったところですね。

これで今シーズンの成績は、.344、21本塁打、47打点となり、現在アメリカン・リーグ三冠王です。もう新人王はほぼ確定で、MVPを取るかどうかの問題と言っていいんじゃないでしょうか。トラウトが故障で6週から8週の離脱ですから、十分可能性はあると思います。

正直、ジャッジがこんな成績を残すなんて全く予想していませんでした。マイナーの成績を見ても、昨年のメジャーデビューからの成績を見ても、ホームランは打てるけど三振が多くて打率もそこそこのバッターじゃないかと思っていました。ごめんなさい。